私はセールスパーソンという仕事をはじめて、15年近くたちます。
当初は商業店舗の装飾金物の仕事をしていたので、デザイン設計や現場管理をしていました。
その後、海外(アジア・アメリカ・ドイツなど)の貧乏旅行のあとに神奈川県のある建設会社で働きました。
もちろん建築士という資格もありましたので設計部に入り図面を書いていました。
ところが、ところがです。
ある日、その会社の社長から社長室によばれて
「石川君。今日営業部のA君とB君が一緒に退職することになったんだよ」
「え~え。…(ちょっと、ちょっと。なんでそんな話をおれにするの?)」
「そこでなんだけど」
「はい。(えっ。もしかして、絶対にやめて、絶対にやだ… 神様お願い…)」
「石川君に営業部に移動してもらおうと思っているんだよ」
「そんな、無理ですよ。それになんで僕が(やっぱりこうなったか)」
「やぁ、石川君はまだ若いし、営業部の社員と一緒にお客様のところにプレゼンしに同行しているし、建築にも詳しいし、お客様から説明が分かりやすいとも評判がいいのでね」
「でも、営業って仕事は今年で37歳になりますが、一度もやった経験ないし。(営業部かよ、それって左遷ってやつじゃないの?)」
「不安かね?」
「はい。とても私には出来そうもありませんので、お断りしたいのですが…」
ここで、この社長がニヤリと笑い詰めに入ってきました。現在ではそこそこのスキルを身につけていますので、ここは一気に断ることも出来るのでしょうが、この時期は営業の「え」の字も知らないので、この社長の共感のスキルにまんまとハマっていってしまうのです。
「わかるよ。わかる、わかる。石川君の不安な気持ち。わたしもよくわかる。ではこうしよう、営業部人員を一か月以内に確保しよう。だから、それまでに営業の連中が回っていた顧客のところに回っておいてくれるかい」
「本当に一か月でいいのですね。(会社も営業の人いないと大変だしな…)
「あぁ。本当に一か月でいいんだよ。必ず営業部の人員が入ったら必ず設計部に戻ってもらうから」
「本当ですね。(会社の事情もあるからな)」
「ああ。本当だ」
この瞬間に私のライフワーク・ビジネスワークが変わりました。パラダイムの転換(?)です。
「はい。分かりました。一か月だけ営業をやります」
「そうか,理解してくれたんだね。ありがとう。じゃ後で営業部の山田部長から顧客リストを貰ってくれる。じゃ、がんばってくれたまえ」
「はい。」
この出来事があって翌日から、私は現在にいたる
15年以上も「営業」「セールス」という仕事を続けることになるのです。 私はこのブログを通して、現在営業を職としている人、また、これから営業を職業として目指す人に
セールスパーソンという仕事がどれだけすばらしく楽しい仕事かを語っていきたいと思います。
君にとっても最高の、自分が望み通りの人生を送ってみようではないか。それが成功だ。
― 成功哲学者 ジム・ローン ―つづく また、遊びに来てくださいね。
笑顔同封 石川達明